
検討するポイント
オリジナル製作の場合には、デザインやサイズ、生地などをどのようなもので製作するか具体的な検討が必要となってきます。制作にあたってのポイントをいくつか取りまとめておりますのでご参照ください。。サイズについて
のれんは取り付ける場所の間口などにあわせて製作します。入り口などにつける場合が多いので半間(90cm)や1間(180cm)前後の幅が一般的です。長さは取り付ける場所に応じてご検討ください。あまり長くしすぎると、くぐりにくくなる場合もありますのでご注意ください。割れ目の深さで調整することもできます。![]() サイズ例 W90cm×H50cm |
![]() サイズ例 W180cm×H60cm |
![]() サイズ例 W90cm×H120cm |
生地について
のれんには使われる生地をいくつかご紹介します。木綿の生地がよく使われています。麻生地でも作成できます。お問い合わせフォーム もしくはFAXにて送付先とご希望の生地をご連絡ください。
関連ページ:生地についての基本講座
縫製について
のれんは割れ目を入れますが、何カ所に割れ目を入れるかはご指定いただけます。横幅とのバランスを見ながら何枚割れにするかをご検討ください。 上部は棒を通すために、袋縫いにするタイプとチギレ(棒通しの輪)をつけるタイプがあります。![]() |
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のれん割れ目部分画像 | チギレ部分拡大画像 |
原稿・デザイン
オリジナルで制作する場合には、デザイン内容や色使いによっても金額が変わってきます。原稿について

書体について
一般的なフォントであれば対応可能です。あまり小さい文字や細い書体は印刷が難しい場合もありますので、太くて大きめな書体をおすすめいたします。よく使われるフォントについていくつかピックアップいたしましたので、書体例をご参考にフォントをお選び下さい。 また、組み込んで染めることが出来るロゴ書体やイラスト、マークなどもあります。この場合にはIllustratorなどでのデータの入稿が必要となります。データ形式などで何かご不明な点がございましたらお気軽にお問い合わせ下さい。書体 | 書体例 |
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角ゴシック | ![]() |
丸ゴシック | ![]() |
明朝体 | ![]() |
楷書体 | ![]() |
行書体 | ![]() |
ポップ体 | ![]() |
江戸文字 | ![]() |
色について
生地は白いものから加工する場合と、元々色のついた生地にプリント加工する方法があります。最初から色のついた無地のれんを使う場合には生地の色は既製品の色になります。すべて特注でのれんを作る場合には、ご指定いただいた色にあわせて調色しますので、具体的に色のご連絡をいただく必要があります。デザインや印刷関係では、DICのカラーガイドやPantoneなどのカラーチップ番号でご指示いただくこともできますが、一般の方は現物や色の分かる資料などをお送りいただければ、そちらに合わせて加工いたします。特にはっきりと厳密な指定がない場合にはパソコンの画像の色を参照して制作することも可能です。
関連ページ:デザインについての基本講座
関連ページ:色についての基本講座
オリジナル暖簾(のれん)制作の価格
オリジナルで暖簾を作成する場合の金額については、価格を掲載したページがございますので、そちらをご参照ください。よくあるいくつかのパターンでそれぞれ金額を掲載しておりますのでご参照ください。 なお金額は概算価格ですので、原稿内容等の詳細をご連絡いただけましたらお見積いたします。
制作までの流れ
縦横のサイズや、割れ目の数、全体のデザインなどがある程度決まってきたらお気軽にお問合せください。すぐにお見積いたします。お見積りの内容をご検討いただき問題がないようであれば、具体的な原稿のお打ち合わせに入ります。メールやFAXなどでお打ち合わせしながら原稿内容を詰めていき、原稿が確定してから本製作に入ります。制作や内容にもよりますが、早ければ1週間から10日程度で仕上がります。