のぼり旗イメージオリジナルのぼり旗の制作ポイントについてご紹介しております。
サイズや生地の種類、デザインなど様々な項目についてご案内しておりますので、オリジナルのぼりの作成をご検討される際に是非ともご覧ください。
概算価格表のページもありますので、あわせてご覧ください。また何かご不明な点などがありましたらお気軽にお問い合わせください。

4つの検討ポイント

オリジナル製作の場合には、デザインやサイズ、生地などをどのようなもので製作するか具体的な検討が必要となってきます。制作にあたってのポイントをいくつか取りまとめております。

サイズについて

のぼり旗のサイズは生地の規格を利用したサイズが一般的になっています。よく使われている一般的なサイズは以下の通りです。ポールやスタンドなどもこのサイズに合うような商品が数多く流通しています。一番よく使われているのは、幅60cm×高さ180cmのサイズです。
また、これより小さなミニのぼりやミドルのぼりや、逆に高さ2mを超えるような大きなサイズでも制作可能ですのでお気軽にお問い合わせください。

サイズ45*150cm
サイズ例
W45cm×H150cm
サイズ45*180cm
サイズ例
W45cm×H180cm
サイズ60*180cm
サイズ例
W60cm×H180cm
サイズ72*180cm
サイズ例
W72cm×H180cm

生地について

のぼり旗にはテトロンポンジという名称のポリエステルの生地がよく使われます。街中で使われているのぼり旗のほとんどはこの生地です。軽くて水はけがよく、価格的にも安価です。
その他には木綿生地が使われます。木綿生地は水に濡れると重くなりますが、ポリエステルより厚みがあり、しっかりとした感じに仕上がります。素材感が和風なイメージの場所にはマッチします。
生地の画像 生地の種類 特徴
ポンジ テトロンポンジ
(ポリエステル生地)
ポリエステル100%の生地
軽い
乾きが早い
比較的安価
生地巾:45cm、60cm、72cm
金巾 金巾(かなきん)
(木綿生地)
木綿100%の生地
ポリエステルより厚め
和風、素朴な素材感
生地巾:約70cm、約90cm
生地のハギレをお送りすることもできます。
お問い合わせフォーム もしくはFAXにて送付先とご希望の生地をご連絡ください。
関連ページ:生地についての基本講座

縫製について

テトロンポンジの場合には周囲をヒートカット(熱で溶かして裁断)するのが標準です。
テトロンポンジはヒートカットでも特に問題なく使用できますが、屋外などに長い期間設置しておくと裾の部分からほつれてきますので、なるべく強度を保つために、すそやサイド部分を折り返し縫い(三巻縫い)することも可能です。三巻加工しても最終的には生地がほつれてきますが、より永く持たせるためには効果的な方法です。
綿生地はハサミで切ったあとの部分はほつれ止めのために必ず折り返し縫い(三巻縫い)が必要です。
また、ポールを通すためにポール通しのテープ(チギレ)を縫い付けます。上部3個サイドに5個つけるのが一般的です。
左右どちら側につけるかはご指定できます。
チギレ画像
チギレ部分拡大画像
三巻加工
折り返し縫い拡大画像
関連ページ:縫製についての基本講座

原稿・デザイン

オリジナルで制作する場合には、より効果的に見せるために原稿・デザインが重要になってきます。また、原稿内容や色使いによっても金額が変わってきますのでコスト面でも十分な検討が必要です。

原稿について

ポール通しがつきますオリジナルのぼり旗は、デザインの内容によって金額が大きく変わります。
色数が多かったり、複雑な柄だったりすると金額が高くなる傾向にあります。色をたくさん使ってもかえって目立たない場合もありますので、少ない色数でより効果的にデザインすることかポイントです。
基本的に白は生地色として色数にカウントしませんので、白をうまく使うことで色数を減らす工夫もできます。

写真やイラストなどを使う場合には、型を作って印刷するよりも、インクジェットでフルカラー印刷する方法の方が安く仕上がる場合も多いですので、原稿内容によって印刷方法を変えて作成する方がコストを抑えられます。

また、ポール通しのテープを上3箇所、横5箇所に縫い付けるのが一般的ですので、この部分に絵柄がかからないようにずらしておく方がよいです。テープの食い込みは約3cm程度になります。ポール通しの左右位置についてはご指定いただけます。

書体について

パソコンにある一般的なフォントであれば対応可能です。のぼり旗は屋外ではためくツールですので、あまり小さい文字や細い書体よりもしっかり見えるように、太くて大きめな書体がお勧めです。
よく使われるフォントについていくつかピックアップいたしましたので、書体例をご参考にフォントをお選び下さい。
既製フォントではなく、ロゴ文字やロゴマークなども印刷できます。この場合にはIllustratorなどでのロゴデータの入稿が必要となります。データ形式などで何かご不明な点がございましたらお気軽にお問い合わせ下さい。
>書体 書体例
角ゴシック 角ゴシック
丸ゴシック 丸ゴシック
明朝体 明朝体
楷書体 楷書体
行書体 行書体
ポップ体 ポップ体
江戸文字 江戸文字

色について

DICカラーガイド 多色刷りのものや、原稿が複雑だったりするほど制作金額が高くなります。単色でたくさんの数量を作成する場合が単価的には一番安く制作できます。
すべて特注でのぼり旗を作る場合には、基本的に生地は白いものから制作します。その場合には、どのような色で加工するか具体的に色の指定をしていただく必要があります。色の指定はDICのカラーガイドやPantoneなどのカラーチップの番号でご指示いただくか、特に厳密な指定がない場合にはパソコンの画像の色を参照して制作することも可能です。
また写真やグラデーション、多色イラストなどが入っている場合でも作成可能です。作成枚数によってインクジェットでフルカラー印刷する方法や4色分解してシルク印刷する方法などがあります。
関連ページ:デザインについての基本講座
関連ページ:色についての基本講座

オリジナルのぼり旗の価格

のぼりを作成する場合の価格については、サイズ、色数、枚数ごとに取りまとめたページがございますので、そちらをご参照ください。
なお金額は概算価格ですので、原稿内容等の詳細をご連絡いただけましたらお見積いたします。

価格表 のぼり・幟制作の価格表のページへ

制作までの流れ

のぼりのサイズやデザイン内容、数量などがある程度決まってきたらお気軽に見積をご依頼ください。金額面や納期が問題なければ、具体的なレイアウト・原稿などのお打ち合わせに入ります。簡単な内容のデザインでしたら当方でも承ります。メールやFAXなどでイメージをやり取りしながら内容を詰めていき、原稿が確定してから本番本製作に取り掛かります。制作数量や内容にもよりますが、1週間から10日程度で仕上がる場合がほとんどです。出来上がり次第、出荷手配となります。
加工までの流れ

お問い合わせ、ご注文

お見積依頼やお問い合わせ、ご注文などはFAX用シートをご用意しておりますのでご記入の上FAXをお送りください。また、データ入稿用のテンプレートもありますので、ご活用くださいますようお願いいたします。 お電話やメールなどでお問い合わせいただいても結構です。

見積用FAXシート

オリジナル品お申込みシート

のぼり旗/データ入稿テンプレート(pdf形式)